あやふやな真実

年明け　　　

初めて会う日・・・緊張した表情で

待ち合わせ場所にいる元彼。

今となればその表情ですら嘘だったんだとわかる。

非常にくだらない。

喫茶店に入り

彼の話を聞く。生い立ちから社会人になるまでの。

そして

「経営者の道に進みたいんだ」

という意思。経営の勉強に力を入れたいから

これから、派遣になってその時間を勉強に使いたい

だから、休み、イベントは会うことは難しいと。

そこで一緒に勉強してたり、経営者の方を紹介していくよ。

と。

彼の考えていることは理解に努めようとした。

だけど、私が聞きたかったのはそういうことではない。

なぜ、嘘を重ねて私と付き合っているのだと。

いつも会うのはいきなり平日の夜か

土日に会っても急にとか

全く予定を立てられない私の都合は丸無視なのか

一言言えばいい話ではないのか

なぜその一言が言えないのか

年末年始なぜ嘘をついてまで

経営の勉強をしているのなら、話してくれていたら

応援できたのに・・・

争いごとや険悪な雰囲気は嫌い

それよりなにより、その時の私は彼を

失いたくない気持ちが大きかった。

真実を知りたい

モヤモヤを抱えながらも

年の瀬を迎える頃。

お互い実家が遠いので

帰省シーズン。

私は帰省ラッシュシーズンの

乗り物に乗るのは苦手で

帰ることは避けていた

年末年始の休み彼はどうするんだろう

どの日は一緒に居れるのか

自分の予定も立てたかった。

12月の下旬に入る頃だし

もう地方行きの鉄道やバスは

キャンセル待ちじゃないと予約は厳しい

それとなく帰省はどうすることにしたの？

と尋ねると

12月の31日と1日に帰る

とのこと。

…？

私の地元が人に対して熱い場所だからかもしれないけど

せっかくの帰省

年末年始2週間近くも休みとって

大晦日と元旦だけって

おかしくないか？

甥っ子もいるよね？

ご両親もいい年だよね？

疑いの念は晴れず、モヤモヤ。

でも彼氏が例えウソでも帰るって言ったら

帰るってことになるんだ

と、哀しい考えに到着させた私。

でもモヤモヤは消えない。

少しカマかけてみた

私「名物の○○があるんでしょ〜？

お土産それがいいなぁ」

モデ彼「正月はどこも店やってない」

いや、そんな訳ない

人口数千人のうちの地元ですら

使いもんにもならないお土産コーナーはやってる

嘘だって、気づいたらもう終わり。

なんでこんなに分かりやすい嘘をつくんだろう

嘘ついてまで何をしたいんだろう

何をしてるんだろう

年始早々ブチギレ

電話しました。

「地元に帰ってるの、明らかに嘘でしょう？

嘘を吐くならもっと上手についてほしい…。

私、信頼出来ない人とはお付き合い出来ないししたく無い。ちゃんと話して」

「地元に帰ってるって！！

僕も将来のことに関して打ち明けなきゃいけないことあるからちゃんと話をしよう」

と

取り敢えず元旦から

喧嘩も良く無いなと喧嘩売っときながら

反省しその場はそれで済ましました。

でも

帰ってなかったこと

元旦初日からビジネスの勧誘対象になる

相手と会ってたこと(彼女がいるとは知らせずに)は後から知る

女の勘って怖いなと思う反面

この人布石たっぷり置いて

嘘だと気づかれないと思うのが

バカなのかなと今では思います

だからマルチ商法なんかにハマるのだろうけど…

衝突②

自分の怒りや哀しさが

心の中に出てくると上手に言葉が出ない

モヤモヤした言い合いは

終始付かず

モデ彼が

「もう、無理。帰る」

恋は盲目とか言いたくないけど

彼とのことは終わらせたくないから

私も人の事情も知らないで

責め立てるのは良くないなと思い

駅まで送ることに。

その時一緒に歩いてた時に

衝撃的な一言を言われました。

「今後土日会いたいって言い出したら

自分が暇だから、それを埋める為に僕を利用したと見なして、有無を言わさず別れるから」

思わず耳を疑いました。

これはモデーアとは関係ない話では

ありますが

私たちは彼氏と彼女であって

時間と身体の都合に余裕がある時に

なるべく多く会いたいって思う気持ちは

当然じゃないのか

平日の夜に来て

次の日の仕事の準備やモチベーションを

保つのにも

必要な時間に彼氏に合わせっぱなしの

私の都合はどうなるのか

毎週毎週土日使って会いに来てと

言ってるわけじゃないのに…

自分こそ自分のやりたいことの為に

暇な時間、自分の都合に合うように

私を利用しているのでは…？

今考えるとこの時点で別れるべきでした。

土日はセミナー、勧誘

ピンハネ目的、出会い目的の

飲み会や交流会があるから

会えない

その時の私はマルチ商法なんてやっていること知らなかったので

仕事が忙しい業界なのも知ってたから

単純に仕事が忙しいだけと

自分の頭に呪文をかけていました…

マルチ商法(モデーア)の彼氏と交際 衝突

秋の5連休

過ごしやすい気候、お出かけだったり

なんでもやりやすい、とてもうれしい連休。

仕事で忙しいと言いつつも

5連休みっちり仕事というわけでもないだろう

いつも平日でも土日でも、時間ができたら突然連絡してくるし

一応空けとこう

せっかく時間作ってくれたときに、遊んでたら

申し訳ないしなぁと思って

友だちとの約束もできず、3日連休が過ぎました。

最終日に箱根へドライブを計画してたので

前の日は私の家に泊まるため

一緒にテレビを見たり穏やかにしてました。。。

しかしここから事件は起きます。

この一言は忘れられません

モデ彼「いっけねー、忘れ物したから帰るわ」

私「・・・？？(忘れ物ってなに？」

モデ彼「休み明け出張だから、そのまま箱根ドライブのあと

　　　　出張先に泊るんだけどパソコン忘れてきた。帰る」

私「・・・・・(連休、放置されて今日から明日まではずっといれるって

　　嬉しかったのに・・・自分で予定立てて忘れ物できるって・・それはないよ・・・）」

今書き出してると、まだまだ子どもだったなと思います。

でもそのときの私には彼との時間がなによりも幸せな時間でした。

気づくとボロボロ泣き出して怒ってしまいました

私「これから、誰か別の人と会うの？明日出張先に行くっていう仕事が

　　あって準備ちゃんとできないって

　　詰めが甘くないかな。それに私世の中はみんな連休だっていって

　　彼氏や旦那さんとデートしてるよ。私はいきなり連絡が来てもいいように

　　空けといたんだよ。普段の土日や平日も忙しそうだから

　　連休寂しくて寂しくて、でも今日の夜から明日まで一緒にいられるの

　　すごく楽しみだったんだよ。」

モデ彼「・・・それは、土日に会いたいってこと？？」

バカなのかな＾＾

マルチ商法(モデーア)の彼氏との交際1年

数々の遊ばれてる疑惑を持ちながらも

真性ドMなのか、私。

乗り越えてきたこともあるし

楽しいこともたくさんある。

どうも人を大切にしないようには見えない

彼といる時間にすべて真実がある！！わざわざ争わなくていい！

必要であれば彼から話してくれるはず♪

一緒にいる時間を大切にしなきゃ！！

我ながら自分って本当にいい子だなって

思います。。

でもそんなこんなで、休日もデートするが

やはり平日の割合が多い。。。

これは、私のご都合かもしれないが

仕事に就いてから職場を変えながらも

もう8年同じ職種を続けていると

やっぱり仕事に関する思い入れや、周りからも

頼られる人材になる。

仕事に行くと、やはりそこは『社会』ですから

どんなに疲れても眠くても

『仕事』はしっかりやらなければならない。

でも平日遅くまで起きてたりするのはキツイ。しんどい。

お互い休みのときにゆっくり会いたい・・・が

本音でした。

そこで5連休がぶつかります・・・・

マルチ商法(モデーア)の彼氏との交際

交際がスタート。

週に1度は必ず、食事か

私の一人暮らしの家でのデート

なぜ、私の一人暮らしの家でのデートか。。。

それは、友だちとルームシェアをしているから

31歳の男性が安いからとルームシェア

大丈夫か？？と疑問が生まれる。

私の価値観になってしまうかもしれないが

親元を出ての暮らしの醍醐味は

誰にも邪魔をされない気楽な時間を自分のペースで

確保できることだと思っている。

それがなににも変えがたく、大人で稼いでるんだったら

わざわざ他人とシェアするかなぁ－？？

でも、恋は盲目なのか

家賃の高い地域に住みたい人なのかな？？

やっぱりそれはシェアしないと無理だよな♪という

無駄なポジティブ・・・・

ルームシェアの件ともう一つの疑問

ほぼ土日はデートはしなく

平日ばかりに来たこと

私は平日が仕事です。わりと体力勝負の職種。

そしてシフト勤務、早番もあれば遅番もある

できれば、平日は無茶しないで

しっかり休息と睡眠をしないと勤務は厳しい

3連休とかあっても

最終日に一緒にでかける　等

遊ばれてるんじゃないか？？私＾＾

マルチ商法(モデーア)の彼と付き合う

正直、それまでの恋愛は私にとっていいものは

ほとんどなかった。

自分が見る目なかったのだと思うし

人間基本は類は友を呼ぶ

自分がいい女ではないから、付き合う男性もその程度だけだったってこと。

でも自分の描く未来予想図は大好きな人と結婚して

温かい家庭を築くこと

子どもを産むこと　譲りたくなかったし

彼氏はやはり欲しかった。

この人ならきっと優しい

大丈夫だ、と思って何度か食事やデートをして

交際が始まりました。

そのときの私、いろいろ聞いとけ。

疑問に思っとけ。自分よ。